銀行と消費者金融、審査結果は異なる?

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昔、貸金業法が改正される前までは銀行と消費者金融では審査結果が違うことが多々ありました。
個人向けの融資で最も重視されるのは個人の信用情報です。過去、もしくは現在、どのくらいの借入があり、どのくらい返済しているのか。何年で何万円返済したのか、そして返済過程で延滞はなかったかどうか?
こういった情報を基に返済余力があれば融資、なければ否決という判断をしていたわけです。初めて利用する人は即日融資などの審査スピードが審査の成否に関わっていると思っている人もいますが、そうではありません。あくまでも個人のそれまでの借金の履歴が判断材料となります。
このことは今でも大きくは変わりありませんが、昔は銀行と消費者金融とでは参照した情報機関が異なっていたと言われています。また、当時は消費者金融はスピードにこだわった即日融資、銀行はより慎重な審査を行っていたため最低でも数日、下手をすると1ヶ月くらいの時間を要することもあったといいます。このように、銀行と消費者金融とでは同じ個人向けの融資であってもその性格が違っており、審査結果も違うことが珍しくはなかったわけです。
しかし、当時からいえば現在は個人信用情報機関も統廃合が進んでおり、今ではどちらも同じ情報を見て判断をすることが多くなっています。
また、銀行のカードローンの場合、大手消費者金融が保証会社に入っていることも少なくありません。大手消費者金融とはアコムやプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)などです。
これら大手の消費者金融が保証会社に入っている場合は、たとえ銀行カードローンであっても審査の主要部分は消費者金融が行い、銀行が審査段階で関わるのは本人確認や在籍確認といった確認作業のみだったりします。
つまり、このケースでいえば大手消費者金融を利用するのも銀行カードローンを利用するのも審査結果は同じということになります。同じところが審査をするわけですから当然ですね。違うとすれば審査スピードで消費者金融は即日融資に重きをおいているので融資実行までがスピーディであることが多いです。
では中小の消費者金融と銀行カードローンを比べた場合はどうかというと、この段階になると審査結果が異なることもあるようです。
というのは、中小の消費者金融は大手や銀行の審査に落ちた人がメインターゲットになりますから、アコム・プロミスや銀行と同じ審査をしていては存在価値が出せません。審査スピードも自動契約機などがない分、即日融資の側面が弱かったりもします。
となると、メインで申し込んでくる”大手消費者金融や銀行カードローンに落ちた人”でも借りれるよう、若干審査の基準が甘めになっているといわれています。
昔の例でいえば、大手は借入件数4社までOK、中小は7社までOKといった線引がありました。このような温度感は今もそう大きくは変わってません。ただ、現在は貸金業法が改正されていますから、収入に比して借入額が多ければ既存の借り入れが1社であろうと4社であろうと審査には通りません。いわゆる総量規制の影響ですね。この辺りの事情が原因で中小の消費者金融はたくさん淘汰されて現在に至ります。
もし、あなたが初めてお金を借りるのであれば、迷うことなく大手消費者金融か銀行を選択すれば良いでしょう。誰もが名前を知っているところで借りて、きちんと返済する。そこで返済がきつくなるようなら返済のための借金はせず、返済計画を見直すとか、FPに相談して家計を見直すとかの根本解決を図った方が良いかもしれません。

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